写日语的诗
春
春たちてまだ九日の野山かな
姥桜さくや老后の思い出
花の颜に晴れうてしてや
胧月春なれや名もなき山の薄霞
初桜折りしも今日は能日なり
丈六に阳炎高し石の上
さまざまのこと思ひ出す桜かな
木のもとに汁も鱠も桜かな
春雨や二叶に萌ゆる茄子种
一里はみな花守の子孫かや
山里は万岁遅し梅の花
月待ちや梅かたげ行く小山伏
不精さや掻き起されし春雨
水取りや氷の僧の沓の音
山路来て何やらゆかし堇草
吉野にて桜见せうぞ桧笠
春の夜や笼り人ゆかし堂の隅
云雀より空にやすらふ峠哉
花の阴谣に似たる旅寝哉
行く春を近江の人と惜しみける
ほろほろと山吹散るか滝の音
草卧れて宿借る顷や藤の花
夏杜若似たりや似たり水の影
岩踯躅染むる涙やほととぎ朱
冨士の风や扇にのせて江户土产